ディーズ(笛子)ってなに?
ディーズ(笛子)は中国の竹笛で、フルートのように横に構えて吹きます。ほかの笛とちがうのは、吹くとふるえて明るく歌うような声を生む、紙のように薄い膜です。
竹と穴と膜
ディーズは、吹き口と6つの指穴がある竹の管です。そのあいだにもうひとつ、ディーモと呼ばれる薄い膜をはった穴があります。吹くと膜が息といっしょにふるえ、どの音にもきらきらした響きが加わります。
膜は奏者が自分で、少ししわを寄せてはります。はり方で音が変わります。
2つの仲間
梆笛(バンディ)は短くて高く、明るく元気な音で、中国北部の地方劇のリズムといっしょに演奏されます。曲笛(チュディ)は長くて低く、やわらかい音で、南部の古い昆曲の伴奏をします。はじめはG調かF調の中くらいのディーズがよく使われます。
とても古い笛
中国では大昔から笛が吹かれてきました。中国中部の賈湖(ジアフー)では約9000年前の骨の笛が見つかり、今でも音が出るものがあります。膜のある竹のディーズはずっと後に生まれ、今では何百万人もの子どもや大人が吹く、中国で最も愛される楽器のひとつです。





